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芝東照宮の見どころ・所要時間・増上寺からの歩き方

正面から見た芝東照宮の社殿
TOKUGAWA IEYASU IN TOKYO

芝東照宮の見どころ・所要時間・増上寺からの歩き方

芝東照宮は、徳川家康を祀る芝公園の小さな神社です。再建社殿、通常非公開の寿像、大イチョウを、実際に歩いた時間と写真で案内します。

最寄駅芝公園 I05・A4
参拝無料
短い参拝10〜20分目安
段差石段あり
現地写真・歩行記録と、芝東照宮・KISSポート・GO TOKYO・増上寺・東京都交通局の公式情報を2026年9月3日に照合しました。

先に結論:芝東照宮は行く価値がある?こんな人に向きます

芝東照宮は、増上寺と合わせて徳川家康ゆかりの場所を歩きたい人日光東照宮を訪れたあとに別の東照宮も見てみたい人、東京で家康を祀る神社へ参拝したい人に向いています。

一方、日光東照宮のような大規模な建築群を期待すると、かなり小さく感じます。鳥居から拝殿までは、この訪問では約3分でした。芝東照宮だけを長時間の観光先にするより、増上寺や芝公園の散策に組み込む方が、場所の成り立ちも理解しやすくなります。

所在地東京都港区芝公園4-8-10
最寄駅都営三田線・芝公園駅(I05)A4出口から約1分
境内参拝無料
短い参拝の目安10〜20分ほど
鳥居から拝殿約3分(この訪問での移動時間)
段差石段あり。帰路に歩いた横道も階段を避ける道ではありませんでした
合わせやすい場所増上寺、旧台徳院霊廟惣門、芝公園

境内で見るべきもの

参拝動線約3分

石鳥居・参道・手水舎

鳥居から拝殿までの短い参道

道路側から見た芝東照宮の石鳥居
入口の石鳥居。ここから拝殿まで、この訪問では約3分でした。

道路側に立つ石鳥居から木立の中へ進み、石段を上がって社殿へ向かいます。約3分は境内を見終える時間ではなく、鳥居から拝殿までの移動時間です。

歩く前に知っておきたいこと
  • 参道には石段があります。
  • 帰りに歩いた鳥居横の道も、階段を避けられる経路ではありませんでした。
  • 石段の途中に赤い屋根の手水舎があります。
石灯籠と木立に囲まれた芝東照宮の石段
赤い屋根と石の手水鉢がある芝東照宮の手水舎
石灯籠と植栽に囲まれた芝東照宮境内の石組み
芝東照宮境内に立つ黒い石碑

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段差を避ける必要がある場合は、現地の最新案内を事前に確認してください。

現在見えるもの、再建されたもの、通常見えないもの

芝東照宮では、1945年に社殿を失った一方、1601年に家康が作らせた寿像は戦災を免れ、現在の社殿は1969年に再建されました。

社殿1969年再建。外観を見られます
徳川家康寿像1601年制作。戦災を免れた東京都重要文化財。通常は直接見られません
大イチョウ家光が1641年に植えたと伝わる東京都指定天然記念物。境内で見られます
鳥居・参道・石段現在の参拝動線として見られます
手水舎・授与所現在の境内設備として見られます
1969年再建

現在の社殿

戦災後に再建された拝殿

金色と青緑色の彩色がある芝東照宮社殿の唐破風
1969年再建の社殿に見られる唐破風の彩色と金具。

唐破風の彫刻、金色の金具、青緑色の彩色が目に入ります。江戸時代の社殿がそのまま残った建物ではなく、戦災後に再建され、手入れされてきた社殿です。

社殿の年代
  • 1633年に社殿が建て替えられました。
  • 1945年の空襲で焼失しました。
  • 現在の社殿は1969年の再建です。
芝東照宮の社殿に掲げられた金文字の東照宮扁額
石灯籠が並ぶ参道の正面に立つ芝東照宮の社殿
冬の日差しを受ける芝東照宮社殿の正面

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東京都重要文化財通常非公開

徳川家康の寿像

家康が生前に作らせた御神体

静岡市歴史博物館の江戸東京博物館展で展示された徳川家康寿像の複製
静岡市歴史博物館で実施されていた江戸東京博物館展で展示されていた徳川家康の寿像の複製。

御神体は、徳川家康が還暦を迎えた1601年に作らせた等身大の寿像です。芝東照宮の公式由緒によると、家康はこの像を増上寺に安置するよう遺言し、1617年に創建された安国殿へ運ばれました。

通常は直接見られません

寿像は1945年の戦災を免れ、1963年に東京都重要文化財に指定されました。KISSポートは、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団(キスポート財団)が運営し、港区の文化・スポーツ・健康・地域交流などの情報を発信する公式サイトです。同サイトの芝東照宮に関する「港区探訪」では、4月17日に寿像が御開帳されると紹介されていますが、年ごとの実施状況は芝東照宮の公式案内で確認してください。

増上寺の安国殿から芝東照宮へ

芝東照宮は、最初から独立した神社として現在地に建てられたわけではありません。徳川家の菩提寺だった増上寺の境内に、家康を祀る安国殿として1617年に創建されました。ここでいう歴史上の安国殿は芝東照宮の前身であり、現在の増上寺境内にある安国殿とは別の堂です。明治初期の神仏分離を経て増上寺から分かれ、芝東照宮と呼ばれるようになります。

社殿は1633年に建て替えられ、昭和まで続きましたが、1945年の空襲で焼失しました。小さな境内で歴史の長さを伝えているのは、江戸初期の社殿そのものではなく、戦災を免れた寿像と大イチョウです。

このサイトは実地取材で制作しています。記事が参考になった方は、サポートいただけると励みになります
東京都指定天然記念物

芝東照宮の大イチョウ

家光の手植えと伝わる境内の巨木

天然記念物の石標と芝東照宮の大イチョウ
家光が1641年に手植えしたと伝わる大イチョウ。東京都指定天然記念物です。

社殿を見たあと、大イチョウまで歩いてください。前述のKISSポートの記事では、高さ約21.5m、幹の周囲約6.5mとされています。

近くと季節で見比べる
  • しめ縄を巻いた太い幹と樹冠を別々に見ると、木の大きさをつかみやすくなります。
  • 手植えの話は、神社に伝わる由緒として紹介します。
  • 黄葉写真は2024年12月、緑の写真は2026年7月の別日です。
しめ縄が巻かれた芝東照宮の大イチョウの太い幹
芝東照宮のイチョウを解説する東京都教育委員会の案内板
黄金色に黄葉した芝東照宮の大イチョウを見上げる
芝東照宮の大イチョウを幹元から見上げた樹冠
芝東照宮の大イチョウの太い幹と空を覆う枝

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境内案内

社殿脇の磐座

案内板と竹垣に囲まれた石

竹垣で囲まれた芝東照宮社殿脇の磐座
社殿脇で竹垣に囲まれた磐座。

社殿脇には「磐座」と題した案内板があり、旭稲荷大善神・白鳥大善神・武吉弁才天の名が記されています。社殿の周囲まで見る人は、案内板とあわせて確認できます。

旭稲荷大善神など三柱を記した芝東照宮の磐座案内板

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授与所

木製御朱印帳と授与所

購入体験と当日の待ち時間

芝東照宮の授与所に並ぶ御朱印帳の見本
授与所に展示されていた御朱印帳の見本。筆者が購入した現物の写真ではありません。

私は木製の御朱印帳を購入しました。表紙に木を使ったしっかりした作りで、芝東照宮を訪れた記念として選びました。

御朱印受付の表示がある芝東照宮の授与所窓口
御朱印受付の表示がある授与所。訪問時は待ち時間がありませんでした。

以下は、実際に購入した木製御朱印帳の表紙と裏表紙、あわせて受けた御朱印です。

芝東照宮で購入した木製御朱印帳の表紙
芝東照宮で購入した木製御朱印帳の裏表紙
芝東照宮で受けた御朱印

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初穂料、受付時間、直書きか書置きかといった条件は変わる可能性があるため、当日の案内を確認してください。

増上寺からの道中約500m・6分

旧台徳院霊廟惣門

増上寺から芝東照宮へ歩く途中の門

東京タワーを背景に立つ朱塗りの旧台徳院霊廟惣門
増上寺から芝東照宮へ歩く途中で前を通る旧台徳院霊廟惣門。写真は2024年10月撮影。

私が歩いた順番は、大門駅、増上寺、芝東照宮でした。増上寺から芝東照宮までは約500mで、徒歩約6分。旧台徳院霊廟惣門の前を通り、参道入口に面した大通りをまっすぐ進みました。

失われた台徳院霊廟

旧台徳院霊廟は、二代将軍徳川秀忠のために1632年に造営された建築群です。大部分は1945年の戦災で焼失しました。

旧台徳院霊廟惣門の木造仁王像二躯を解説する案内板
惣門に安置された仁王像を解説する港区指定有形文化財の案内板。写真は2024年10月撮影。

門には仁王像が安置され、そのそばに港区指定有形文化財の案内板があります。

旧台徳院霊廟惣門に安置された木造仁王像の一体
旧台徳院霊廟惣門に安置された武器を持つ木造仁王像

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現地を歩いた判断:時間がないならどう回るか

複数回の現地訪問(最終:2026年7月)にもとづく筆者個人の優先順位で、芝東照宮公式の推奨順ではありません。

最優先
社殿

まず拝殿で参拝し、1969年に再建された現在の社殿を見ます。奥に祀られる寿像は通常非公開です。

次に
お守り・御朱印

次に授与所でお守りや御朱印を確認します。訪問時には木製御朱印帳を購入し、御朱印も受けました。

その次
大イチョウ

時間が続けば、社殿から短く歩いて東京都指定天然記念物の大イチョウを見ます。

芝東照宮へのアクセス

最短は都営三田線の芝公園駅(I05)A4出口です。芝東照宮公式サイトは「A4出口すぐ」、東京観光財団(Tokyo Convention & Visitors Bureau)が運営する東京の公式観光ガイド「GO TOKYO」は徒歩約1分と案内しています。

Access

芝公園駅(I05)A4出口からすぐ/約1分
御成門駅(I06)A1出口から約2分
大門駅(A09/E20)A6出口から約5分
赤羽橋駅(E21)赤羽橋口から約7分
JR浜松町駅徒歩約12分
住所東京都港区芝公園4-8-10
境内参拝無料

大門駅から向かうなら、増上寺を先に参拝し、旧台徳院霊廟惣門の前を通って芝東照宮へ進む順番も使えます。境内参拝は無料です。具体的な参拝可能時間や祭事の日程は変わることがあるため、訪問前に芝東照宮公式サイトで最新情報を確認してください。

よくある質問

鳥居から拝殿までの移動は、この訪問では約3分でした。参拝、大イチョウ、授与所まで短く見るなら、10〜20分ほどを目安にできます。

都営三田線・芝公園駅(I05)のA4出口が最短です。東京観光財団が運営する東京の公式観光ガイド「GO TOKYO」は、徒歩約1分と案内しています。

境内参拝は無料です。御朱印帳などの授与品は別です。

いいえ。1633年に建て替えられた社殿は1945年の戦災で焼失し、現在の社殿は1969年に再建されました。

寿像は通常非公開です。港区の文化・スポーツ・地域情報などを発信するキスポート財団の公式サイト「KISSポート」では、4月17日の御開帳が紹介されていますが、実施状況は芝東照宮の公式サイトで確認してください。

はい。増上寺から芝東照宮までは約500mで、この訪問では徒歩約6分でした。途中で旧台徳院霊廟惣門の前を通ります。

参道には石段があります。帰りに歩いた鳥居横の道も、階段を避けられる経路ではありませんでした。

訪問時に授与所で木製御朱印帳を購入し、御朱印も受けました。待ち時間はありませんでした。現在の授与条件や初穂料は現地で確認してください。

まとめ

芝東照宮は、大規模な東照宮の建築を見に行く場所ではありません。鳥居から拝殿までは約3分で、境内もコンパクトです。それでも、1969年再建の社殿の奥には戦災を免れた家康の寿像が祀られ、境内には家光の手植えと伝わる大イチョウが残ります。

最短なら芝公園駅A4出口から約1分。大門駅から増上寺を経て歩けば、旧台徳院霊廟惣門を通り、徳川家の菩提寺と東照宮が近接していることを実際の距離で確かめられます。

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