Support Following the Shogun フロントページへ戻る

松本城ガイド:東京からの行き方・料金と共通券・城下町の博物館

堀越しに並ぶ乾小天守と大天守
長野県松本市|国宝・現存天守

松本城ガイド:東京からの行き方・料金と共通券・城下町の博物館

戦国時代の終わりに建てられた天守が、今も残る松本城。チケットの選び方、品川・新宿から朝に向かう4つのルート、天守の中の見どころ、博物館と城下町の回り方をまとめました。

所在地長野県松本市丸の内4-1
観覧料一般1,200円(電子券)
開場通常8:30〜17:00(最終入場16:30)
天守内の見学平均約45〜60分(公式)

松本城は、長野県松本市の中心にある平城です。大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の5棟が国宝に指定されています。大天守・乾小天守・渡櫓は文禄2〜3年(1593〜94)に築かれたというのが松本市の公式見解です。全国に12ある現存天守の一つで、木の柱と梁で組まれた天守の中を、自分の足で歩いて見学できます。

筆者は2026年10月23日、新宿から高速バスで松本へ行き、天守と松本市立博物館、城下町を歩きました。この記事では、そのときに共通券を買い間違えた経験から、券を選ぶときの確認点もお伝えします。

天守の中は階段だけで上り下りします。階段は約140段、いちばん急な所は約61度です(公式)。足腰に自信がない方は無理をせず、堀の周りから外観を眺めたり、市役所の展望室から城を見下ろしたりする回り方もあります(筆者の訪問時は、展望室もエレベーターのあとに階段がありました)。

この記事の目次

松本城の料金・共通券と入場前に知っておきたいこと

天守に入るには、黒門から内側の有料区域(本丸)の観覧券が必要です。オンラインで買う電子チケットは入場の日時を指定する券で、窓口の紙チケットは日時指定のない当日券です。

区分一般小・中学生
電子チケット
(日時指定)
1,200円400円
紙チケット
(窓口の当日券)
1,300円400円

未就学児は無料です。70歳以上の松本市民は無料、障害者手帳を当日窓口で見せると本人と介助者1名が無料になります。電子チケットは、購入後に取り消しや変更ができません。通常の開場は8:30〜17:00(最終入場16:30)で、休みは12月29日〜31日です。正月三が日は10:00〜15:30(最終入場15:00)になります。料金と時間は2026年11月8日に公式サイトで確認したものです。

共通券は「一緒に行く施設」で選ぶ

共通券は電子チケットだけで、組み合わせる施設によって4種類あります。共通券で見られるのは、各施設の常設展だけです。下の表の「単独券の合計」は、一般の大人が各施設を1回ずつ利用する場合の比較です。

共通券一般単独券の合計備考
松本城+
旧開智学校
1,600円1,800円2日間有効。小・中学生600円
松本城+
市立博物館
1,500円1,700円2日間有効
松本城+
市美術館
1,700円1,900円2日間有効
4館共通2,600円3,000円3日間有効

単独券の合計は、松本城・旧開智学校・市美術館の電子チケットと、市立博物館の常設展(一般500円)で計算しています。松本城の入場は、どの共通券でも日時指定です。大学生・高校生以下などは各施設で料金の仕組みが違うため、この差額は当てはまりません(市立博物館の常設展は高校生以下無料)。

筆者の失敗:博物館のつもりで旧開智学校の共通券を買った

筆者は公式の購入ページから、松本城と博物館の共通券を買うつもりでした。ところが、商品の画像を見て選び、説明の文字を読まずに進めたため、実際に買ったのは旧開智学校との共通券でした。共通券には見た目の似たバリエーションがあり、博物館の入口で気付いて手間取りました。

旧開智学校にも行く予定だったので損はしていません。博物館の常設展の券を正規料金で買い足して解決しました。購入前には、次の点を文字で確かめてください。

  • 組み合わせる施設名(市立博物館/旧開智学校/市美術館)
  • 松本城に入る日付と時間帯
  • 有効期間(松本城との2施設券は2日間、4館共通は3日間)
  • 対象が常設展だけであること
  • 行く日が各施設の休館日でないこと(市立博物館の展示室は毎週火曜、旧開智学校は12〜2月の毎週火曜と3〜11月の第3火曜が休み。祝日の場合の扱いなどは各館の案内で確認)

黒門と天守の入口で待つ時間

2026年10月23日の訪問では、黒門前でオンラインチケットの人は並ばずに入っていました。一方、紙のチケットを窓口で買う人の列は約10分待ちでした。天守の入口でも、オンラインチケットと紙チケットの列は分かれていて、オンラインチケットだった筆者は並ばずに入れました。混雑は日や時間帯で変わり、ゴールデンウィークやお盆などは入場制限が行われることもあります。公式サイトには、天守の入口までの待ち時間が表示されています。

買い方と当日の注意

  • 電子チケット:オンラインで購入します(公式の購入ページのほか、KKdayなどでも販売)。入場日時を指定し、購入後の取り消し・変更はできません。
  • 紙チケット:窓口で買う当日券です。日時指定はなく、一般1,300円です。
  • 割引:公式に案内されている割引は、20名以上の団体料金(電子チケットで一般1,080円・小中学生360円)と、70歳以上の松本市民、障害者手帳をお持ちの本人と介助者1名の無料です。69歳以下の松本市民は、本丸庭園のみ無料です(2026年11月8日確認)。
  • 天守の中は土足禁止です。靴を脱いで上がります。
  • 安全のため、天守の階段付近は撮影禁止です。

PRこの項目には、KKdayの広告リンク(アフィリエイト)を含みます。リンク経由で購入されると、当サイトに紹介料が入ります。

松本城の電子チケットは、KKdayでも購入できます。商品ページでは、松本城の単独券のほか、共通券のセットも案内されています。入場はQRコードで行います。

KKday

松本城 入場券・共通券

入場はQRコード。購入後の取り消し・変更はできません。商品ページには、天守の入場で待つ場合がある旨も書かれています。プランごとの料金と対象施設はリンク先で確認してください。

KKdayで見る

共通券のプランは、組み合わせる施設名を必ず文字で確認してください。購入前にリンク先で内容をご確認ください。

東京・新宿から松本城へ:朝に出る4つのルート

関東から日帰りや1泊で訪ねる人向けに、品川を早朝に出る4つのルートを比べました。下の表は、2026年11月13日(金)の条件で乗換案内アプリを検索した例です。料金は表示された合計、到着は「国宝松本城」までの検索上の時刻です。実際に乗った記録ではなく、ほかの日やほかの便も含めた比較でもありません。

ルート時刻・料金・経由
① 新幹線
(長野経由)
品川5:56→松本城8:52(2時間56分)/11,590円/乗換2回
東京6:16発の北陸新幹線かがやき501号で長野へ。7:44発の特急しなの4号で松本8:37着
② 特急あずさ品川6:35→松本城9:53(3時間18分)/6,730円/乗換1回
新宿7:00発のあずさ1号で松本9:38着
③ 高速バス品川5:30→松本城9:45(4時間15分)/4,753円/乗換2回
バスタ新宿6:05発で松本バスターミナル9:23着。市内の周遊バスで丸の内へ
④ 普通列車
(快速を含む)
品川4:43→松本城9:50(5時間7分)/4,180円/乗換2回
新宿5:15発の中央線快速で高尾へ。6:15発の松本行きで松本9:35着

①は②より61分早く城に着きますが、料金は4,860円高くなります。③は②より8分早く着く予定ですが、品川を65分早く出ます。④は最も安い一方、品川を4時43分に出なければなりません。②は乗換が1回で済みます。①の特急しなのの料金欄には、検索時に繁忙期の表示がありました。

筆者は高速バスで行きました

10月23日は、バスタ新宿6:05発の高速バスに乗りました。バス代は4,500円で、松本に着いてからは歩いて松本城へ向かいました。

新宿〜松本線の初便は、2026年9月1日からの時刻表でバスタ新宿6:05発、松本バスターミナル9:23着です。予約制で、乗車日の1か月前から予約できます。運賃は、WEB決済を選ぶ変動運賃と、窓口などで払う固定運賃があります。変動運賃は乗車日や便で変わり、固定運賃は曜日や繁忙日で変わります。最新の運賃は予約画面で確認してください(アルピコ交通、2026年11月9日確認)。

特急あずさで行く場合

あずさには自由席がありません。指定席を予約するか、座席未指定券で乗ります。座席未指定券は空いている席に座れますが、座れない場合もあります。

松本駅から黒門へ・駐車場の選び方

松本駅のお城口から松本城までは、歩いて約20分です。周遊バス「タウンスニーカー」の北コースなら、松本駅お城口から「松本城・市役所前」まで約10分です。

天守に入る入口は黒門だけです。写真でよく見る朱色の埋橋の側の入口は閉鎖されています。堀の南側に着いたら、黒門を目指してください。

松本駅から黒門二の門(高麗門)まで

高速バス降り場から黒門二の門(高麗門)まで

Googleマップの経路表示です。乗り物や時刻によって経路は変わります。

松本城天守と堀に架かる朱色の埋橋
朱色の埋橋。天守への入口としては使われていません

車で行く場合の駐車場

駐車場時間・料金・徒歩
東洋計器
大手門駐車場
立体。7:30〜22:30。普通車30分150円。松本城まで徒歩約8分
松本城北
市営パーキング
8:00〜18:00(入庫17:00まで)。普通車1時間200円、超過30分100円。高さ2.3mまで。松本城まで徒歩約8分

名称と料金は公式サイトの案内(2026年11月8日確認)によります。大型バスやバイクは別の駐車場の案内があります。

天守の見どころ:木造の内部と鉄砲蔵、石川父子の城

この地にあった深志城を、小笠原貞慶が天正10年(1582)に取り戻し、「松本」と改めたころから、城と町の整備が進みました。天正18年(1590)に石川数正が城主として入り、文禄元年(1592)に跡を継いだ子の康長が天守の建設を進めます。今の天守群のうち、大天守・乾小天守・渡櫓は戦国時代の終わり、辰巳附櫓と月見櫓は江戸時代の初めに建てられました。

明治になると、城門の撤去が始まりました。それでも天守は残り、いまも内部を歩いて見学できます。

お濠と外観:内堀と東側の外堀

内堀の東南側から見た松本城の天守
東側の外堀とイチョウ越しに見える天守

写真をタップすると拡大できます

松本城を外から眺めるなら、堀のまわりの園路が見どころです。内堀の水面に黒い板壁と白い漆喰の天守が映り、柳の木陰の園路を歩くと、見る角度ごとに城の表情が変わります。

天守の下の内堀とは別に、城の東側には、二の丸の外側を囲んでいた堀の一部が残っています。石積みの護岸に沿って水面が延び、イチョウの向こうに天守の上部が見えます。城の北側の堀は石垣と木立に囲まれ、南側から天守を望む景色とは趣が違います。

広い内堀を挟んで見た松本城と、左側の柳と朱色の橋
堀沿いの柳と朱色の埋橋
柳の木陰を通る堀沿いの園路
松本城の北側の堀と石垣
石積みの護岸に沿って延びる東側の外堀
堀の水面を泳ぐ水鳥の群れ

写真をタップすると拡大できます

大天守の内部:柱と梁が連なる木造の空間

太い柱と梁が並ぶ天守の内部
柱と梁が連なる天守の内部。この木造の空間を歩いて見学します

中に入ると、太い柱と低い梁がいくつも重なり、木造の建物の大きさを体で感じられます。筆者がいちばん見応えを感じたのは、この柱と、木で組まれた巨大な建物そのものでした。

天守には壁の断面や古い柱の展示、構造を解説するパネルもあります。ただ、天守内には鉄砲に関するまとまった展示もあります。筆者は、城の壁や造りについての説明がもっと多ければうれしいと感じました。

大天守一階の外壁に沿う板張りの通路
展示ケースに収められた天守の壁の断面
簾を下ろした一画と「御座所」の札
天守最上階の梁の向こうに祀られた小さな祠

写真をタップすると拡大できます

武者走:大天守の一階で、外壁の内側に沿って延びる通路です。内側の床との段差と、柱の並びが分かります。

壁の断面:昭和の大修理の際に保存された天守二階の壁です。表面からは分からない内部の層を見られます。

御座所:四階にある一画で、城主の座所に当てられた場所と考えられています。

二十六夜神:最上階の梁の上に祀られている守護神です。由来は城に伝わる伝承として紹介されています。

天守の窓からの眺め:堀・城下・山並み

天守の窓から見下ろした埋橋と堀端の散策路
天守から望む市街地と山並み

写真をタップすると拡大できます

天守の窓からは、内堀や朱色の埋橋、城下の街並み、遠くの山並みを見渡せます。地上の散策では分かりにくい堀や園路の並びが、高い位置からよく分かります。窓の脇には、旧開智学校など、見える場所を示した眺望案内の写真も掲示されています。

天守の窓から見た内堀越しの市街地と山並み
埋橋と城外の住宅地、遠い山々を見下ろす
紅葉した公園と城下の街並み、遠い山並み
天守内に掲示された眺望案内の写真

写真をタップすると拡大できます

鉄砲蔵:火縄銃の仕組みと使い方

長さや太さの異なる火縄銃が並ぶ展示ケース
天守内の鉄砲蔵。銃の形だけでなく仕組みや使い方も紹介しています

天守の中には、火縄銃を集めた展示があります。長さや太さの違う銃が並び、形だけでなく、仕組みや付属品、使い方まで紹介しています。鉄砲について知りたい人には、まとまって学べる場所です。

城の建物そのものが貴重なので、建物の見方を知りたい人は、柱や壁の展示を意識して回るのがおすすめです。

階段に注意:天守内の階段は狭くて急で、約140段、最大の斜度は約61度です(公式)。荷物は少なめにし、両手を使える状態で上り下りしてください。

黒門と太鼓門:復興・復元された城の入口

石垣の上の黒門一の門と本丸側の広場
堀を渡る通路の先にある太鼓門二の門

写真をタップすると拡大できます

本丸の入口にあたる黒門の一の門は、1960年に復興されたものです。二の丸の入口の太鼓門は、1999年に復元されました。天守群には戦国時代末期と江戸時代初めの建物が残ります。一方、ここで紹介する黒門と太鼓門は、近代以降に復興・復元されたものだと知っておくと、城の中で「残ったもの」と「戻したもの」を見分けられます。

本丸御殿と二の丸御殿の跡

天守から見下ろす本丸御殿跡と黒門
二の丸御殿跡の平面表示と奥の天守

写真をタップすると拡大できます

かつて本丸と二の丸にあった御殿の建物は、どちらも残っていません。本丸では芝地に瓦を並べた線で、二の丸では平面表示と復原図で、建物の配置を伝えています。天守の上から見下ろすと、本丸御殿の広さがよく分かります。

二の丸御殿の部屋の配置を描いた復原図
二の丸御殿跡の復原図。御殿の建物は残っていません

松本市立博物館:ジオラマで埋められた堀と大手門の跡を読み解く

松本市立博物館は、城の南の大手にある現在の施設です。かつて松本城公園の中にあった旧館とは場所が違うので、古い案内図を頼りにしないでください。戦国時代に関心があるなら、筆者は松本城とこの博物館をセットで見ることをおすすめします。

松本市立博物館

松本城と城下町全体を再現した大型ジオラマ
松本市立博物館のジオラマ。江戸時代の城と町の配置を再現しています

常設展の大きなジオラマには、江戸時代の松本城と城下町が再現されています。筆者はこのジオラマで、今は埋められてしまった堀がどこにあったのか、その場所が現在どうなっているのかを重ね合わせて見ることができました。特に、大手門の枡形と、いまの大手門枡形跡広場を比べられたのがよかったです。

大手門の枡形を再現したジオラマ
部品ごとに分けて並べた火縄銃
白い外壁とガラス張りの一階を持つ松本市立博物館

写真をタップすると拡大できます

常設展一般500円、大学生250円、高校生以下無料
展示室の時間9:00〜17:00(受付は16:30まで)
展示室の休み毎週火曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日〜1月3日

1階は時間と休みが展示室と異なります。1階が開いていても展示室は閉まっている日があります(2026年11月8日、館の公式サイトで確認)。

大手門枡形跡広場

四柱神社の西側にある砂地の広場
四柱神社の石の鳥居と、紅葉した木が並ぶ参道

写真をタップすると拡大できます

大手門枡形跡の広場は、四柱神社の西側にあります。砂地の広場の向こうには店舗の建物が立ち、すぐ隣には神社の木立と鳥居が続く、町なかの一角です。

松本城の南の正面入口だった大手門は、建物が残っていません。広場の案内板では、発掘調査で見つかった枡形の跡を図面と写真で紹介しています。地上の風景だけでは門の姿を想像しにくいので、博物館のジオラマで枡形の形を見てから訪ねると、道が曲がっている理由も分かります。

松本城大手門枡形跡の発掘成果を伝える案内板
大手門枡形跡の案内板。発掘の図面と写真が並びます

城下町の追加先:市役所の眺め・旧開智学校・土塁と町歩き

どこまで回るかは、時間と目的で決めてください。筆者のおすすめは、戦国時代が目的なら松本城と博物館をまず見て、時間があれば近くの市役所の展望室へ。そのあと、時代は違いますが、今とは違う雰囲気の建物を見られる旧開智学校です。

松本市役所の展望室

市役所から見た太鼓門と天守、奥の山並み
市役所の展望室から。手前に太鼓門、奥に天守と山並み

城のすぐ東の市役所から、天守と太鼓門、二の丸御殿跡を上から見渡せます。筆者が訪ねたときは、入口を入ると左手に受付があり、エレベーターで最上階へ上がり、そこから階段を上って展望室へ迷わず行けました。

見学できるのは市役所の開庁時間だけです。本庁舎は土日・祝日と年末年始が閉庁なので、平日に組み込んでください。

上から見下ろした太鼓門の枡形
市役所から見た太鼓門と天守、背後の山並み
市役所から見た太鼓門と市街地を含む城の広角景
市役所から見た城と街の全景
市役所の眺望スペースの内部
斜めの補強材が入った松本市役所の入口

写真をタップすると拡大できます

旧開智学校校舎

旧開智学校校舎の正面玄関と八角塔
1876年に建てられた旧開智学校の校舎

1876年に建てられた国宝の校舎を移築して保存している、教育博物館です。戦国時代とは関係ありませんが、西洋の文化が入ってきた時代の建物の中を実際に歩けるのが魅力です。好みが分かれる場所なので、写真を見て気になったら訪ねてみてください。

龍の彫刻がある旧開智学校の廊下
旧開智学校の廊下。開いた扉の上に白い龍の彫刻があり、木の床の廊下が奥へ続きます
時間9:00〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料一般 窓口700円・電子チケット600円、小・中学生300円
休館日3〜11月は第3火曜、12〜2月は毎週火曜(休日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日

電子チケットはオンラインのみの販売です(2026年11月8日、館の公式サイトで確認)。

西総堀土塁と新井家の腕木門

西総堀土塁の手前に並ぶ断面展示と公園名の案内
小さな屋根を載せた新井家の腕木門

写真をタップすると拡大できます

城の西側には、城下町を囲んだ総堀の土塁が公園として整備されています。正面の地層は線画で示した展示で、土の断面をそのまま見せているわけではありません。近くの旧武家地には、新井家の腕木門(赤門)が残ります。門は個人の住まいなので、通りから外観を見るだけにしてください。

中町通り・縄手通りと城下町の神社

白壁と黒い木部の建物が並ぶ中町通り
女鳥羽川沿いの縄手通りの商店街

写真をタップすると拡大できます

城の南には、蔵造りの建物が並ぶ中町通りと、女鳥羽川沿いの縄手通りがあります。縄手通りのそばには四柱神社、城の北側には松本神社があり、町歩きの途中に立ち寄れます。

唐破風のある四柱神社の社殿と参道
瓦屋根の松本神社の社殿

写真をタップすると拡大できます

昼食:そば処 こばやし本店

刻み海苔を載せたそばと海老の天ぷら
こばやし本店で食べた天ざる(2026年10月)

筆者が昼に入ったのは、こばやし本店です。店の前に並んでいて、名前を書いてから30分ほど待ちました。注文した天ざるは、そばの風味がよく、水の代わりに出たそば茶も香ばしくておいしかったです。帰りにレジでそば茶を買い、お土産にしました。待ち時間は2026年10月の訪問時のものです。

季節と特別公開

城の行事や期間限定の公開は、年ごとに内容と日程が変わります。たとえば2026年は11月3日〜10日に、松本城Weekとして太鼓門の特別公開などが行われます(公式、2026年11月9日確認)。訪ねる日の行事は、松本城公式サイトのお知らせで確認してください。筆者が訪ねた10月下旬は、堀端や二の丸の木々が色づき始めていました。

松本城の前後に泊まるなら

PRこの節には、宿泊予約サイト「アゴダ」の広告リンク(アフィリエイト)を含みます。リンク経由で予約されると、当サイトに紹介料が入ります。掲載する宿は、立地と移動のしやすさで選んでいます。

松本城は松本駅から歩いて約20分です。城の朝や夜の景色を楽しみたいか、翌朝すぐに電車やバスで移動したいかで、泊まる場所を選んでください。ここでは目的別に2つ紹介します。料金は日程や部屋で大きく変わるため、比較していません。

01

現地に近い

松本市(松本城・松本駅周辺を含む)

城と駅は徒歩約20分

城の周辺に泊まれば、朝の天守や夜の城下町を歩いて楽しめます。Agodaの検索範囲は松本市全体なので、城の近く(大手・丸の内など)の宿を所在地で選んでください。

松本市には上高地や美ヶ原などの山の地域も含まれます。所在地を確認してから予約してください。

アゴダで松本市の宿を探す
02

移動に便利

ホテル ブエナビスタ

JR松本駅お城口から徒歩約7分

翌朝にJRやバスで次の目的地へ向かう人に向く、駅に近いホテルです。松本城へは駅から歩いて向かえます。

アゴダで空室・料金を見る

リンク先では日付と人数が初期値になっています。予約前に、宿泊日・料金・キャンセル条件を画面で確認してください。

よくある質問

天守の中の見学は、公式の案内で平均約45〜60分です。これとは別に、黒門前の窓口で並ぶ時間や、本丸の庭や堀の周りを歩く時間がかかります。筆者が訪ねた2026年10月23日は、黒門前で紙のチケットを買う窓口の列が約10分待ちでした。オンラインチケットの人は並ばずに入っていました。松本市立博物館も見るなら、さらに時間を取っておくと安心です。

一緒に行く施設で選びます。松本城と組み合わせられるのは、旧開智学校(一般1,600円)、松本市立博物館(1,500円)、松本市美術館(1,700円)と、4館共通(2,600円)です。名前の似た券があるので、購入前に対象の施設名を文字で確かめてください。共通券で見られるのは各施設の常設展だけです。

天守の中に昇降機はなく、階段だけで上り下りします。階段は約140段で、最大の斜度は約61度です(公式)。足腰に自信がない方は無理をせず、堀の周りや市役所の展望室から城を眺める回り方も検討してください。ただし筆者の訪問時は、市役所の展望室もエレベーターを降りたあとに階段を上りました。

オンラインチケットなら、黒門前の窓口に並ぶ必要はありません。ただし、待たずに入れるとは限りません。筆者が訪ねた日は、黒門前でオンラインチケットの人は並ばずに入り、紙のチケットを窓口で買う人は約10分待っていました。天守の入口でも、オンラインチケットと紙チケットの列は分かれていました。混雑は日や時間帯で変わり、繁忙期には入場制限が行われることもあります。

公式サイトでは、東洋計器大手門駐車場(立体、7:30〜22:30、普通車30分150円)と、松本城北市営パーキング(8:00〜18:00、普通車1時間200円)が案内されています。どちらも松本城まで徒歩約8分です。

楽しめます。堀の周りからは、黒い板壁と白い漆喰の天守が水面に映る姿を眺められます。平日なら、松本市役所の展望室から天守や太鼓門を見下ろすこともできます。天守の内部や本丸の庭に入るには観覧券が必要です。

comment